序文

Zend API は、時を経て見違えるほどの成長を遂げました。 PHP がより堅牢なものとなり、幅広く使われるようになったのもそのおかげです。 PHP 5 とともに登場したのが Zend Engine 2 (ZE2) です。 ZE2 は、ほぼすべてを新たに書き直したもので、 新しいオブジェクト指向プログラミング (OOP) モデルを提供します。 また、多くの API が高速化されています。 PHP 6 は、このドキュメントの執筆時点ではまだ開発段階です。 PHP 6 で提供される Zend Engine 3 (ZE3) では、 完全な Unicode サポートが提供されるようになります。

警告

このドキュメントは、まだまだ完成には程遠いものです。 もともとあった Zend のドキュメントをそのまま Zend Engine 1 に残しているので、必要な方はそちらをご覧ください。

このセクションでは、ZE2 について扱います。 PHP 4.4 もいまだに幅広く使われていますが、 ZE1 と ZE2 で拡張モジュールの書き方が大幅に変わるわけではありません。 相違点については、このセクションの付録として簡単にまとめます。 ZE3 の API は今後も大きく変わる可能性があります。 ZE3 についても、別途付録で扱います。ZE3 のドキュメントは、 PHP 6 がベータテスト段階に達した時点できちんと仕上げる予定です。

このセクションのドキュメントの内容は、 執筆時の PHP 5.2 系の最新安定版である PHP 5.2.11 を基準としています。 PHP 5 の各マイナーリリース (5.0 から 5.3) の間の相違点については、重要なものは適宜説明します。


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